シンガポール在住のバフェットマーライオンです。


まだ正直なところ家主がドリアンを買ってきても「やったー!」とテンションが上がるほど、ドリアンが好きではないこと告白します。


シンガポール人のドリアン好き具合は、皮(殻?)のままドリアンを買ってきたときに、皮をあけて身を取り出すその少しの間がまるで、クリスマスプレゼントを貰った子供が包み紙をワクワクしながら開けるのと同じようにウキウキとした表情になることから、私達異国の民は容易に知ることができます。


もちろん何も悪いことではありませんし、誰でもクリスマスプレゼントは嬉しいものです。


そういったご馳走のあること自体が羨ましくもあり、私はドリアンを頬張っているわけです。


いつかドリアンを見るだけでヨダレがでるように脳の働き方改革を実践していくことでしょう。


ドリアンへの熱意は置いておいて本題に移ります。


シンガポールの物価は本当に高いのか?

シンガポールは世界の企業や駐在員が集まり、お金持ち外国人がたくさんいることで有名です。


特に2018年6月に米朝首脳会談の開催されたカペラホテルのあるセントーサ島に住んでいるような人たちは一般的な金持ちの次元とは異なります。


そんな資産家や超高給取りがいるせいか、生活費の高さが世界一とするランキングも・・・


ただ同時に税制面でも優遇されるシンガポールは、高収入、低税率、少納税で多少物価は高くても全然気にならないよねという意見もあります。


もちろん税金が少ないことでの暮らしやすさは間違いなくありますし、世界から人が集結する大きな要因になっていると思います。


それを理解した上で物価って本当に高いんだっけ?ということを改めて振り返ることでシンガポール居住希望者の重荷を少しでも減らすことができればと思いまして、現地の(私の)生活に即して検証していきます。


現地での生活レベルは東京以下

私は大企業のエリート駐在員組とは違い、現地採用というヒエラルキーに属しています。
(どちらが上ということはないと思っています。)


駐在員の方のように家賃補助があるわけでもなく、もちろん海外保険加入なんてものもありません。


企業からは給与以外の特別な資金援助がない現地の人たちと同じ所得構造で暮らしています。(サラリーマンなので一定の保障はありますよ。)


そんな現地採用組と駐在員の方とで大きく違うのは、家賃を払うかどうかという点につきますね。

シンガポールの家賃相場

シンガポールの家賃相場はすごーく大雑把にして、コンドと呼ばれる(外国人向け)マンションが月3,000〜5,000SGD(約24〜40万円)になります。

駐在員の場合

もちろん立地条件などで全然違うこともありますが、これが駐在員の生活のベースになりますね。


しかし駐在員の方々はその数十万円分の固定費用を、企業に委ねているため痛くも痒くもないでしょう。


逆にシンガポール政府からしてみると、そういった支払い構造を理解しているので駐在員の暮らしやすさを追求すること、家賃はとんでもなく高くなってもいいということは想定の範囲内ではないでしょうか。


会社のお金で豪遊する人たまにいますよね?


あ、いませんか?


そうですか・・・失礼しました・・・


まぁ豪遊しない人でも会社が支給するのであれば、上限を最大限に活用するレベルで暮らしやすさを優先するということは、誰でも思いつくことだと思います。


その行動心理がある限り駐在員の方の家賃相場は下がることはないのだろうと思います。


ちなみにこれらコンドのほとんどは、警備員さんがいたり居住者専用プールがあったり、ジムもあったりで至れり尽くせりです。


現地採用(現地人)の場合

では私のような現地採用組の方やシンガポール人も、そんな高額物件に住むかというとそんなことはなく、シンガポール国民のほとんどの方はHDBと呼ばれる公営団地に暮らしています。


HDBは国民のほぼ全ての人が購入できるように2,000〜4,000万円と低価格に設定されていて、また所得、収入に応じて(所得が低いほど)購入補助金が大きくなる制度もあります。


HDBの数はどんどん増えていくので、新しいHDBは郊外に建てられてはいますがだいたい3,000万円で4部屋ぐらいになりますかね。


東京郊外で家を購入することに比べて住宅費用はかなり抑えられることでしょう。


それでは現地採用組はどうかというとHDBを購入できるのは、シンガポール国民と永住権保持者のみに限定されてしまうため、就労ビザを持った外国人は原則賃貸生活です。


それでも一つの住居を一人で借りようとすると日本のようにワンルームマンションがなくて、どうしても3〜4部屋の物件ばかりになるので、やはり30万円ほどはかかってしまいます。


もちろんそんな高額な家賃は生活を圧迫するため、ルームシェアをする人がほとんどでしょう。


ルームシェアの相場はなんとなくですが、メインルーム(シャワー・トイレ付き)だと8万円、サブルーム(シャワー・トイレ共同)だと6万円、こちらもコンドに住むかHDBに住むかといった条件によって変動していくことになりますので、あくまでも感覚的なものとしてご理解ください。


一方、東京はどうでしょうか?


シンガポールの国土面積は東京都23区の面積と近しいため、23区と比較していきましょう。


東京(23区)の家賃相場

東京(23区)のファミリー向け家賃相場はそれほど詳しくありませんが、イメージだけで言うと15万円ほどでしょうか?

ファミリー向けの場合

相場だけ見るとは東京の方が安くなりそうですが、それでも高いところはとんでもなく高いですから家族で暮らすには東京もシンガポールも同じくらいの割高感になるだろうと思います。

独身一人暮らしの場合

こちらも感覚的なものになってしまいますが、23区だと8〜10万円がワンルームマンションの相場かなーと思っていますがどうでしょう?


ちなみに私が東京に住んでいたときは家賃が約15万円でしたのでシンガポールではルームシェアにはなりますが、家賃だけで見ると断然東京の方が高かったのです。


家賃についての結論
ファミリー層はシンガポールの方が東京よりも高いかもしれません。


ただジムやプールがついている物件となると、東京だと限られて高級物件になりそうですから最低価格が高いという範囲と捉えています。


現地採用の方については勝手なイメージですが、独身の方が多いと思いますのでそこで比較してみると家賃だけ見れば、十分東京と同じか家賃を抑えた生活も可能です。


というか東京より高くしようとすると、次の家賃相場が高すぎてしまうということで低めのところに落ち着くという感じでしょうか。


こちらもそもそもルームシェアとワンルームで比較対象としてはおかしいかもしれませんが、費用だけ見ると嘆くほど物価が高いということにはならないように感じています。


ま・・・ルームシェアが本当にムリと言う人にとっては高いハードルをクリアする必要があって、家賃も高額になってしまうんですけどね・・・


シンガポールの食費事情

居住費が物価に与える影響は大きいため、居住費だけを見た場合にシンガポールはそこまで高くないじゃんと言い切ることができる(人もいます)でしょう。


特に今回は駐在員ではなく現地の人たちにとってシンガポールの物価って高くないぜということを伝えたいので、ここからは現地の人の生活費に焦点を当てていきます。


シンガポールでも高額とされる自動車の購入や高級ブランド品の所持、高級フレンチ高級イタリアンレストランでの食事は控えます。


それこそ駐在員家庭の教育費用まで考慮すると、そこには国民との大きな乖離があります。


これらを駐在員の方向けに考えてしまうとそりゃ世界最高水準の生活費の高さになるよね、というぐらいその点は認識一致しています。


そして物価を高低を感じられる身近なところの代表格は、毎日口にする食費になります。


1食400円程度は当たり前

シンガポールには食べようと思えば、世界中の料理を食べることができると思います。


それでも祖国の料理を口にしようとすると輸送費から関税からかかってしまうため、現地の食生活よりも少し割高になります。


少しと言っていますが日本食はシンガポールでもよく目にするので、比較的人気なのでしょうが、かなり高めですから注意してくださいね。


特に日本風居酒屋はどの街にもありますが日本酒や焼酎なんてかなり高いですからね。


日本酒や焼酎に限らずシンガポールではアルコール類は基本高いので、仕事を続けるには飲んでないとやってられねぇ!みたいな人も、物価高シンガポールの方に進むことになります。


一方で現地の食生活は実は外食文化なんですよね。


朝昼晩全てを外で済ませることができます。


それでもフードコートやコーヒーショップ、ホーカーなど現地の台所での食事はかなりリーズナブルで、3食外食であっても10SGD(日本円で約800円くらい)で食欲を満たすことができるでしょう。


むしろ日本風に自炊するよりも費用を抑えることになるだろうと思います。


現地の飲食店の相場は1食3〜5SGD程度で、これは日本円で240〜400円程度です。


飲みのものアイスティーが80円とかですので、朝抜いて昼夜を1,000円で済ますことはそんなに難しいことではありません。


日本にいるときはランチで1,000円とか(牛丼なら400円と同程度ですが)、夜も1,000〜1,500円くらいで生活していたためシンガポールのほうが安く感じています。


また日本では毎週のように飲みに行きましたがシンガポールでは飲酒機会が減っていて、月の飲食費に関しては日本の生活時より圧倒的に減ったという自信があります。


シンガポール人と飲むとしても(周りの人の特徴かもしれませんが)酒は1杯だけでも普通でしたし、酒が苦手な人は飲まないためご飯と酒の店を別にすることも普通です。


それで酒の場を断わって早く帰っても誰も気にしませんし飲みたい人だけ飲むので無害というか、各自無駄な時間がない分飲酒のコスパは高いように思います。


飲食費についての結論
日本での生活習慣にも影響される部分がありますが、現地に馴染んでいくと世界最高水準の物価の高さはほとんど感じられず東京の方が高いよねというのが私の持論でございます。


それでもシンガポール人自身は今の食品価格は昔と比べて高くなっているという意見もあって、歴史的に見ると物価は高くなっているでしょうね。
(そりゃインフレ目指してるからね。)


シンガポールの物価についてまとめ

シンガポールの世界基準での物価の高さは世界中から集まる外国人の割高生活費が反映されているだけで、現地の生活をしようものなら東京なんかよりかなり支出を抑えられることを実感しています。


実際に国民とそういった駐在員とで異なるのは、住居(コンドとHDB)と教育(公立とインター)等、明確に別れている部分で費用感が変わってきます。


それでも駐在員側のコスパが悪いかと言うとそういうことでもないと思います。


高級住宅や質の高い教育を受けるには資金が必要でそれらを苦もなく払える人たちにとってはいとも簡単に最高水準の価値が手に入ります。


金に糸目を付けない方にとっては少しぐらいの物価の高さは気にならずもしかしたら安いぜ!くらいに考えているかも。


そう考えるとどの収入層でも身の丈にあった生活をしている間はシンガポールって物価安いなぁなんて思っていてランキングとの意識の乖離はどの層でも感じられるかもしれません。


そういった各自の資本の高低をうまく融合させて成立しているのがシンガポールです。


ぜひシンガポールでの生活をスタートして、その融合の不思議さを実感してみてはどうですか?


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